冬のバイクの防寒対策を色々やったら、行き着く先に行き着いた!!
寒くなりそうで寒くならずに20度近い小春日和が続く今日のこの頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
さて寒くなるとバイクはお休みという方が多いと思います。
ただ通勤で使っているという方はまだまだ走ると思います。
そんなバイク乗りの最大の敵と言えば寒さ!!
私はいつもならこの時期には寒くてバイクはお休みに入るのですが、今年は理由あって12月まで乗る予定です。
そこで今回は個人的に寒さ対策を色々取ってきたのでご紹介したいと思います。
・寒さをどうやって防ぐか!?
まず寒さに対してどうゆう対処をするかですが、恐らく2通りあると思います。
寒さを防ぐか発熱量を増やすかです。
まず寒さを防ぐとしたら風の入り込みを抑えつつ空気の層を多く作ってあげる事が重要です。
空気というのは自然の風や扇風機で起こした風等の空気が流れている状態でなければ、非常に優秀な断熱材になります。
この時期の布団のお供である掛布団が何故あんなに暖かいのかというと、布団の中の羽毛が空気をため込んでいるので、空気の断熱効果により身体から発する熱を外に逃がし難くなるためです。
人間の体温は36度あるので、例えるなら真夏の気温と同じです。
なので36度近い温度が体の周りにあれば暖かく感じるようになります。
ダウンジャケットも同じ原理で、羽毛(ダウン)で空気の層を作って熱を逃がしにくくしています。
ただし、ダウンが入っているだけでは風が吹いた際は熱を保温してくれる効果はありません。
先程も申しましたが、空気は流れていない状態に限り優秀な断熱材になります。
空気が流れている状態では熱の交換作用が非常に活発に行われます。
ドライヤーはその原理を使って、ヒーターで暖められた風を送ることによって、濡れた髪の毛を短時間で温めて水分を飛ばして乾かすようにしています。
なので風の温度しだいで暑かったり寒くなったりします。
冒頭にお伝えした通り、風抑え込みを抑えつつ、空気の層を作ることが寒さを防ぐのに重要です。
次に発熱量を増やす事ですが、これは人の体温以外の発熱源を追加してあげる事で、発熱量の総量を上げる事です。
冬の時期に人の体温以外の発熱源といえば、カイロが有名ですよね。
カイロはは鉄の酸化反応の際に発生する熱を利用して体を温めています。
そしてバイク乗りで冬装備と言ったら電熱ウェアが思いつく方が多いと思います。
電熱ウェアは、電気を使ってウェアに仕込んでいる発熱体(ニクロム線等)を発熱させ身体を温める方法です。
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カイロだったり電熱ウェアだったり非常に優秀な発熱源なので、薄着でも着ていればあっという間に暖かく感じます。
この寒さを防ぐと発熱量を増やす両方を行えば冬どころか南極でも寒さを感じなくはなると思いますが、さすがに両方やるのは色々大変です…
どちらか一方になってしまうのが一般的です。
・寒さを防ぐため、防風インナーパンツを買う!
今の状況を顧みて、発熱量を増やす方法は投資が厳しい所があるので、寒さを防ぐ方法を取ることにしました。
先日行ったホンダオフロードミーティングでオフロードウェアを着るため、防風性を上げることが重要でした。
flanker250rally.hatenablog.com
特にズボンの防風性を上げるのは中々難しい所ですが、ネットで調べていると便利なものを発見しました。
それがこちらのHYOD ウィンドブロックインナーパンツです!
こちらはHYODが出しているズボン用の防風インナーになります。
恐らく数あるバイク用品メーカーのなかで、現在唯一のズボン用防風インナーになります。
こちらの防風インナーですが、良く伸びます!
画像の通り屈伸しましたが、良く伸びるので突っ張ることは一切ありませんでした。
大抵の防風インナー系は伸びにくい素材を使っていて、突っ張ることが有るのですがこちらは一切そのようなことはありませんでした。
質感はウェットスーツみたいな感じで、異なる素材が張り合わせている感じでした。
防風性については、中にライトを入れて暗くしてみましたが、光が僅かにしか漏れてこないので隙間が少ないことが伺えます。
ちなみに普段から履いているモンベルのスーパーメリノウール厚手のタイツですが、同じ条件で取ってみるとこんな感じです。
結構光が漏れてきます…
やはりタイツだけでは防風性は弱い事が伺えます。
そしてオフロードミーティング当日、メリノウールの厚手タイツと防風インナーを履いてその上にオフロードパンツを着用して向かいました!
結果・・・
思ったより寒かったです・・・
期待はしていたのですが、その期待以上に、例年より暖かいとは言いつつ11月後半の明け方なので気温一桁の中を高速ノンストップで走っていたので、防風インナーとタイツじゃ吹き付ける冷気を受け止め切らず、体が冷えていきました…
開場でうろうろしているときは暖かいどころか暑く感じることも有りましたが、如何せんオフロードパンツの薄さもあって、寒さを受け止めきれませんでした。
・防寒対策の行き着く先はやはりここだった!!
防風インナーだけでは耐えきれない事が発覚したので、至急対策を取る必要になりました。
というのもオフロードミーティングの1週間後の12月2日には百里基地航空祭があり、色々あってこちらもバイクで行く予定にしているからです。
flanker250rally.hatenablog.com
流石に12月の夜中となると更に気温が下がると思われるので、現状のままでは風邪ひくどころじゃ済まない可能性があります。
そこでオーバーパンツを買うかと考えたのですが、如何せん値段が高い・・・
悩んでいるときにふとTVを見ると、とあるお店の特集をやっていました。
・・・
・・・
ここだ!!
という事で、仕事を少し早めに切り上げて、すがる思いで近所のとあるお店を訪れました。
そのお店というのが・・・
現場の味方!!ワークマン!!!
私がみたTVの特集というのが、最近ワークマンが凄いおしゃれになっているとの事で新しいカジュアルブランドを立ち上げる事でした。
それ以前にバイク乗りではワークマンが出している防水レインウェアのイージスシリーズが人気になっているのを耳にしていました。
なんでも防水も凄いが防寒性能も非常に高いとの事だったので、買いに行くことにしました。
しかしながらTVで取り上げられたお陰で、全国のほとんどの店舗で品切れになっている状態(2018年11月28日現在)で、次の入荷が年内有るか無いかとの事でした…
それ以外でなんか使えるものは無いかと探していると、すごく良いものを発見しました!!
それがこちらの360°リフレクト透湿防水防寒パンツ!!
WM3625A 360°(サンロクマル)リフレクト透湿防水防寒パンツ☆ | 2018年モデル | 作業着・防寒着の通販サイト - ワークマン公式オンラインストア
こちらのパンツはオーバーパンツですが、ズボンを履いた状態でも窮屈さを感じません。
またデザインも細身の為結構すっきりしたシルエットで、オーバーパンツとは見えにくいです。
防寒性能ですが、買って早速中はタイツのみ履いて使ってみました。
使った感想は、寒さは全く感じず、ホカホカ温か状態でした!
性能はホントに文句なしです!しかもお値段がなんと・・・3900円!!
バイク用品メーカーより一桁少ないです!!
コスパ最強だ!!
そんなお陰で、店頭在庫が非常に少なかったです…
私はたまたま黒のLサイズをゲットできましたが、通販だと黒はどのサイズも売り切れ状態でした。
もし欲しいと思う方は直ぐにワークマンに突撃してみて下さい!
・この冬のトレンドはワークマンなのかもしれない…
冬に向けて色んなものを紹介してきましたが、ここにきてワークマンが躍り出てきました。
インナー系については、やはり登山用のモンベルのインナーが頭一つぬけていると思います。
しかしながらアウター系はワークマンが現状最強のコスパを誇っていると思います。
バイクで使うにはプロテクターが気になるところではありますが、最近は切れるプロテクターも売っているので、そういうのを使えば恐らくバイク用品メーカーの冬用アウターを買うのに比べれば半額位で抑えれ有れると思います。
お店の中を色々見て回りましたが、普段着にも十分使えるものが色々ありました。
色々使えそうなものが有ったらまたお伝えしようと思います。