Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

いざ日本一のてっぺんへ!富士山に登ってきた!! 後編

いざ日本一のてっぺんへ!富士山に登ってきた!! 後編

8月に入り猛暑が本格化してくる今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 

前回から富士登山の様子をお伝えしてきました

flanker250rally.hatenablog.com

今回はいよいよ山頂登頂までをお伝えしようと思います

・深夜2時半から山頂アタック開始!

深夜1時半ごろ、隣の人のイビキにうなされつつ起床して出発の準備を整えました。

そして2時30分ごろ、山小屋を出発しました。

風も雲もなく穏やかな出発

出発時の気温はほぼ一桁で、モンベルのフリースを着こんで出ることにしました。

この日は風もなかったのでフリースだけで寒さを感じることは無かったです。

出発して早速岩登りが続きます。

暗いので写真は撮らずに集中して坦々と登っていきました。

30分ほどで7合目最後の山小屋である東洋館にたどり着きました。

7合目最後の山小屋 東洋館  吉田ルートで一番きれいな山小屋だそう

ここから8合目までは吉田ルートで一番長い岩場登りが続きます。

一息入れて、8合目を目指すことにしました。

東洋館を出発して45分ほどで、8合目最初の山小屋の太子館にたどり着きました

標高は3000mを超えた ここから先は日本で体験できる唯一の標高のエリアになる

東の空も明るくなり始めて日の出が近づいてきました。

丁度山小屋を出発してくる外国人に写真撮ってくれと頼まれて2,3組撮影しました。

7合目からも登山者が登ってくる光が見える

ご来光をここで見ても良いかと思いましたが、まだ余裕があったのでもう少し上で見る事にしました。

 

・富士山8合目からのご来光!

太子館から更に登って、標高3200mの白雲荘まで辿り着きました

丁度日の出の時刻を迎えるころになったので、こちらでご来光を拝むことにしました

ご来光までまもなく 天気は完璧すぎるほど良好

そして、4時43分に日の出の時刻となり御来光が現れました!

御来光!!

一緒に拝んでた人達も写真を撮ってました。

ここで御来光バックに写真を撮ってもらうとしたら・・・

ド逆光で人物が真っ黒

まあド逆光で人を綺麗に撮るのは色々準備しないと行けなかったりするので大変です(笑)

富士山で見る御来光はやはりありがたみを感じます。

 

下の山小屋から万歳三唱の声が聞こえてきました。確かにこれは御利益ありそうな現象です。

 

・一番しんどい8合目から頂上への道のり

御来光も見終わって、再び頂上を目指しました

今の所高山病の症状も出ておらず意外に順調でした

エネルギー不足にならないように都度補給

本8合目の富士山ホテル(ホテルとあるが山小屋)まで登ってきました。

陽も上がってきて動くと結構暑く感じてきます

まるで飛行機から見た景色

本8合目で下りルートと一部合流します。

下りルートから頂上で御来光見た人たちが続々と降りてきてました

そして、吉田ルート最後の山小屋である御来光館まで登ってきました

標高3450m にある御来光館(頂上直下なので真っ先に予約が埋まる)

陽もかなり上がって暑くなってきたので、フリースは脱いでザックに仕舞いました。

ここから先頂上まで山小屋は無いので、しっかり息を整えて頂上を目指しました。

30分ほどの登って、9合目の鳥居にたどり着きました。

9合目の鳥居 ここから30分で頂上

幸い頂上直下でも殆ど人がいなく空いていて自分のペースで上ることが出来ました。

多分日の出前だと大行列だったと思ったので、いいタイミングでここまで来れたと思いました。

そして7合目を出発して約5時間ほどかかって、頂上の鳥居まで辿り着きました!

 

・富士山頂上到達!! 更にお鉢巡り!

遂に富士山頂上まで到達しました!

吉田ルート頂上到達!

初めての富士登山でしたが、色々運にも恵まれて青空の富士山頂まで来れることが出来ました。

3700mからの雲海

少し休んで登頂した事を実家にはがきを出すために、山頂郵便局を目指しました

山頂の地図 郵便局は30分程歩いた富士宮口の方にある

歩いているときに富士の火口跡を見てみました。

かなり深くて日本にこんな場所があるなんてと感じました。

富士山の火口跡 想像以上に深い

お鉢を回りながら、富士宮口の方までやって来ました

富士宮口頂上にある浅間大社奥宮

こちらと吉田口の方にある久須志神社の御朱印を頂きました

富士山頂の御朱印 どちらも手書き

そして郵便局で昨日買って書いたはがきを投函しました

大体1週間ほどで届くそうです。

ついでに郵便局で売っている登頂証明書を買いました

登頂証明書 クリアファイルに入ってるけどザックにしまうのが一苦労(笑)

さてここまで来ましたので、折角ならお鉢を回ってしまおう!と頂上で最も高い剣が峰を目指しました

いざ日本で一番高い場所へ!

剣が峰に向かう際に最大の難所である馬の背を通ります

スキーの上級者コース並みの傾斜の砂利道を歩くので一歩一歩踏ん張りながら進みます。

30分程かけて馬の背を攻略して、ついに日本で一番高い場所に到達しました!

剣が峰の碑(空いてて写真も簡単に撮れた)

日本最高地点で記念撮影

人は少ないとはいえ写真を撮りに来る人はパラパラとくるので、長居はせずにお鉢巡りを再開しました。

本当に天気が良くて助かった

日差しはさしてますが、標高と吹く風が涼しくてクライマーズハイな状態で疲労感が殆どありませんでした。

夏真っ盛りな時期に涼しい場所は本当にありがたいです。

 

・下山道を一気に下る!

お鉢巡りをして一息ついてたら雲が下から急に上がってきました

下からどんどん湧き上がる雲

風は出てなかったのです、流石に天気が崩れそうだと感じたのでササッと下山する事にしました。

下山は既に疲弊している身体に鞭を打ちながら行うので、事前に補給だけはしっかりしておきました。

補給は大事!

そして吉田・須走ルートの下山道に入りました

写真撮る間もなく、サクサク降りていき30分ほどで吉田と須走の分岐点にたどり着きました。

分岐点 ここで間違えると大変なことになる

分岐点には案内の人が立っていて吉田と須走どっち行けばいいか案内していました。

そこからつづら折りの下山道をサクサクと降りていきました。

下山開始から1時間半ほどで、7合目のトイレまで辿り着けました

単調な道をひたすら下る

気力と体力はあるのですが、既に足がガクガクの状態で良く立っていられるなと、我ながら感心しました。

ただここまでくればつづら折りも終わって、スバルラインまでの緩やかな道になります

 

下山開始して2時間ほどで6合目の安全指導センターまで辿り着きました。

これから登る人でごった返していた

少し休憩するかと思いましたが、人が多すぎたので諦めて5合目を目指しました

そして泉ヶ滝をすぎて、5合目手前の上り坂に差し掛かりました。

5合目最後の登り これが地味にキツイ

これから登っていくであろうツアー客の団体とすれ違いましたが、皆生き生きした顔になっていました。

明日になったら自分と同じ気力の無い顔になりながら降りて来るんだろうな…とひそかに思いながらスバルラインまで歩みを勧めました。

 

そして下山開始して2時間半 ようやくスバルライン5合目に到着しました!

帰ってきた5合目は相変わらずの国際空港感だった

これで今回の富士登山を無事に終えることが出来ました。

登山時間は全行程で11時間44分 歩行距離は約15㎞でした。

ガーミンのログ

・初めての富士登山は幸運に恵まれた

今年の初めに富士山に登ろうと思いったってから、色々準備していざ登山前になるとずっと天気予報とにらめっこ状態でした。

予報だと雨が降るとなっていましたが、本当に運が良く雲の上だったので青空の中登ることが出来ました。

天気が良いと悪いとでは体力・気力の消耗度合いも変わってくるので本当に順調に登山を行えました

ヤマレコにログを残したので気になる方は是非ご覧になってください

また昇りたいか?と聞かれると、昨今の報道をみると何とも言えません。

その辺りも含めて、富士山を登る為に何をやったかを次回あたり書こうかと思ってます。