Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

いざ日本一のてっぺんへ!富士山に登ってきた!! 前編

いざ日本一のてっぺんへ!富士山に登ってきた!! 前編

梅雨も明けて本格的な夏がやってきた今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 

さて、前回日光白根山を登ってきましたが、いよいよ待ちに待った富士登山を行ってきました!

今回は2日間を2回に分けてお送りしようと思います。

富士登山の準備は5月のGW明けから始まる

富士登山を行う事を決めてから、色々情報を収集していたところ一番重要な山小屋の予約がGW明けから始まる事を知りました。

そして、GW明けに山小屋の予約が始まりましたがネットは繋がらない、電話もつながらないと案の定予約が殺到しているようでした…

私は当初7合目の東洋館を予定していましたが、希望日は埋まってしまったため、予約がまだ空いていた7合目の鎌岩館を予約しました。

そして8合目以上はもうすでに9月の閉山日まで予約一杯でした…

やはり今年はコロナが5類移行したことも有って、続々と登る人が多かったのかと思います。

 

シャトルバスでスバルライン5合目へ!

登山1日目は自宅を2時に出発して、深夜割に間に合うようにいきました。

最寄の駐車場である富士山パーキングには6時前に到着しました

シャトルバスの切符はこちらで買うことは出来ますが、窓口はこの時期行列が出来るそうなので、ネットでの事前購入がオススメみたいです

シャトルバスのチケットは事前購入できる

準備を整えて8時のバスを待ちました。

流石に山のふもとなので朝は涼しかったです。

富士山は雲に隠れて見えず

8時のバスでスバルライン5合目を目指しました

雲の切れ間から富士山が見えました

45分程でスバルライン5合目(標高2305m)に到着しました

5合目は雲の中 下界に比べるとだいぶ涼しい

木曜日ともあって思ったより人は居ませんでしたが、殆どが外国人でした。

まるで空港の国際線ターミナルに居るのかと思う位外国人しかいませんでした…

 

ササッと登っていきたいところですが、高度順応の為5合目で1時間ほど過ごすことにしました。

5合目には色々お土産屋さんがありますが、その中で郵便局があります

富士山五合目簡易郵便局 なぜか牛の置物がお出迎え

こちらの郵便局は郵便は勿論ゆうパックも取り扱っていました。

此処で実家に出す用のはがきを買う事にしました

はが木ミニ版を購入(切手も貼って貰えます)

ブラブラしてるとお馬さんの軍団が居ました。

観光用ですが6合目まで乗っけて行ってもらえるらしいです。

お馬さんを見ながら入念に準備運動を行いました。

まわりが外国人ばっかりなので、日本人同士知らぬ間に集まっていました(笑)

 

・いざ登山開始!7合目の山小屋まで

準備を整えて、いざ頂上を目指しました。

入り口すぐ横に環境美化費を払うテントがありました。

1000円になるのですが、現地払い以外にネットでの事前払いも可能になってました。

領収書代わりの木札を頂けますが、今年は世界遺産登録10周年記念の図柄になってました。

吉田ルートの木札 世界遺産登録10周年記念の柄 ※帰宅後撮影

木札を貰って、いよいよ登山道に入って行きます

登山道入ってすぐに泥落とし場所があり、他の場所から来た際に植生を持ち込まないようにとの事でしたので、しっかり落としておきました。

スタートすると山登るのにひたすら下ります!

どんどん下る

下るのであるペースが上がりそうですが、何とか抑えて歩きました。

道中登ってきた人とすれ違いますが、皆顔に生気が無かったです…

どんだけ過酷なんだ・・・と少し困惑しました

 

15分程歩いて、登りが始まる泉ヶ滝に到着しました

登りが始まる泉ヶ滝

此処から本格的に登っていきます。

この日は雲が下りてきてたので、雲の中を歩いたりしました。

20分ほどで6合目に到着しました

頂上まで5.3㎞ 350分(約6時間)

少し雲が取れて、7合目の山小屋群が見えてきました。

近そうで遠く、そして結構上るのかと実感しました。

7合目の山小屋群が見える

少し進むと岩場が現れてきました。

もう少し先かと思ったらいきなり来たので少し驚きました。

行きなり岩場登り

なんとか岩場を登って最初の山小屋である花小屋に着きました。

最初の山小屋という事も有って休憩する人が多かったです。
慣れてないとササッとはいけないほど、体力を使いました。

 

しっかり休憩して先に進みます今回泊まる山小屋はここから2件先になります

7合目は山小屋の間は岩場登りなので、いきなりハードモード状態です

急な岩場を登っていく

こういう岩場はストックや杖は使わない方が楽だと個人的に思います

ストック置く場所を探すのが結構難しいので、両手両足で岩場に吸い付きながら登った方が楽でした。

 

3件目の山小屋であるトモエ館さんでおやつを購入しました

トモエ館限定のクリームパン 塩気が入ってて甘さが引き立つ

トモエ館は7合目と本8合目に山小屋を営んでますが、7合目はクリームパンで、8合目はアンパンだそうです。

道中のおやつにはピッタリな一品でした

下を見ると結構上がったことが判ります

次の山小屋が今日泊まる鎌岩館になります

 

・本日の宿 鎌岩館に到着!

トモエ館から30分程登って、1日目に泊まる鎌岩館に到着しました

鎌岩館に到着!

kamaiwakan.jpn.org

こちらの山小屋はチェックインが11時から行ってくれるので、午前中に出発して早めに山小屋に入って身体を休めることが出来ます

受付を済ませて、寝床に案内されました

ドミトリータイプ 夕食付きで10400円

腰の所にカーテンが来るようになってて顔は隠せます

12時過ぎに到着したので、夕食までのんびり身体を休めました。

少し外に出て、風に当たりましたが標高2800mの風は涼しいどころか少し冷たいです

雲が晴れると夏感が増す空

鎌岩館には歯磨き用の洗面台が準備されていました。

勿論水は自分で準備する必要ありますが、歯が磨けるのは結構嬉しいです。

16時になって夕食の時間になりました。

夕食は牛丼を頂けました

夕食の牛丼 つゆだくでスルスルとはいる

夕食食べた後歯を磨いたりして寝る準備はしました。

ガーミンの血中酸素濃度を見ると92%と意外に良い数字出てました。

頭痛も何もなかったので、順応はうまく行ってると思いました。

 

20時には消灯になるので19時ごろ寝袋に入って寝ることにしました

 

が・・・ここで悲劇が起こりました

 

当初左隣は開いていたのですが、20時前に登山客がやって来ました。

やってくるのは良かったのですが、その人のイビキがジャイアンリサイタル並みの大ボリュームでした…

耳栓してましたが、それすらを突き抜ける大ボリュームでした。

まともに寝ることも出来ず、出発予定まで何とか身体を休めようと努力してました。

 

果たして明日は無事登れるのかと不安になりながら横になってました…

 

今回はこの辺にして、次回はいよいよ山頂アタックの様子をお伝えしようと思います。