Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

ナイフを使って火起こし!! モーラナイフを使ったブッシュクラフト講習会に参加してきた

ナイフを使って火起こし!! モーラナイフを使ったブッシュクラフト講習会に参加してきた

10月に入っても台風のおかげで不安定な天気が続いています。

そろそろ紅葉の時期なんですが、中々天気が悪く見に行けるタイミングがないです。

 

そんな中、私が良く行くワイルド1宇都宮駅東口店で、モーラナイフを使用した火起こし体験ができると教えてもらったので、面白そうだったので参加してきました。

今回はその様子についてお話ししたいと思います。

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 ・どんなイベント?

今回の講習会はスウェーデンが誇るアウトドアナイフであるモーラナイフを使用したバトニングフェザースティック作成からファイアースターターを使った火起こしまでの一連の動作を体験できる機会でした。

morakniv.jp

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日本代理店であるモーラナイフ・ジャパンから公認インストラクターの方が来られて、ナイフの取り扱い方から着火まで事細かに説明してくれました。

参加人数も10人までなので、一人一人付きっきりで教えて戴けました。

開場は室内だったのですが、実際の薪や各種モーラナイフが展示してありました。

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・実際にやってみよう!

まずナイフの取り扱い方を入念に教えて戴き、実際に薪を割るバトニングをやってみました。

バトニングとはナイフや鉈等で薪を細く割ることです。バトニングのバトはナイフを叩く木がバトンと呼ばれるそうで、それをもじってバトニングというそうです。

 

やり方ですが、まず割りたい木を平坦で硬い地面や石の上に立てます。

そこにナイフの柄を付け根を木にシッカリ当てます。

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ナイフをシッカリ当ててナイフの上の部分を木の棒で叩きます。

この際の木の棒は硬い広葉樹系の木が良いそうです(ナラやクヌギなど)

叩く際のコツは何度もたたかずに1撃づつしっかり叩くことだそうです。

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木にナイフが刺さって木が割れてきたら、ナイフの先端を軽く叩いて割り切ります。

この際に割れた直後はナイフが暴れやすい状態になるので、暴れることを想定して叩く力は軽くゆっくり叩く事が怪我をしないコツだそうです。

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これを繰り返して、次のフェザースティックが作りやすい大きさまで割っていきます。

 

次の工程は細く割った薪からフェザースティックを作ることです。

細く割った木といえど、そのままだと火は付きにくいです。

そこで薪の角を薄く削って、削りかすを作ってあげる事で火を付きやすくさせます。

削りかすが鳥の羽に似ているのでフェザースティックと呼ばれるそうです。

 

やり方は木の角の部分にナイフを当て、軽い力でナイフを押すまたは木を引いて、少しずつ削っていきます。

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コツは撫でる様にナイフを当てていくことです。

ナイフの刃を当てすぎると深く噛みこんで、刃が止まってしまい無理な力が掛かって力が掛かったままナイフを動かそうとして、ナイフが暴れて怪我をする可能性があるので

無理な力を掛けずに撫でる様に当てる事です。

これがなかなか難しくてコツをつかむまで苦労しました…

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実際にやってみたフェザースティック

長く薄いのが理想的なんですが、初めて何で短く分厚いフェザーばっかりになってしまいました…
慣れてコツがつかめたらそれらしいものは出来てきましたが、これは練習あるばっかりですねー

 

最後はファイアースターターを使って火を起こしてみます

ファイアースターターとはマグネシウムでできた棒材を硬い金属で削って火花を起こして、燃えやすいものに着火させる道具の事です。

大体1本で1万回位は削れるそうです。

今回はナイフの峰の部分でファイアースターターを削って、作ったフェザースティックに着火させます。

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実際の着火模様をTwitterに上げたのでそちらを貼っておきます。

実際やってみるとこれがほんと難しくて、スターターをシッカリ削らないと火花が飛ばなくて、飛んでも着火しない事が殆どでした…

何とかつけれましたが、これも練習していく必要がありますねー

 

 

・道具と知識と方法を知っていれば非常時でも対処できる!

今回の講習会は凄い実りある講習会だったお感じています。

先日北海道の地震で北海道全域が停電した事や、台風で静岡の広範囲が停電したことも記憶に新しい事です。

その際に何より必要になってくるのが、明かりを灯すことだとインストラクターの方が仰っていました。

火を起こせれば、明かりは勿論、暖を取ったり食事を作ることが出来ます。

そうすれば水さえ確保できれば数日間は生き延びれるとも仰っていました。

これだけ災害の規模が大きくなってきている昨今、何時電気やガスが使えなくな可能性が出てくるかだれも予想できません。

そんなことも考えて火を起こせるようになってた方が良いかと思います。

 

そして今回、知識と方法を身に着けることが出来ました。

残すは道具なんですが・・・

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ブッシュクラフトモデルを買っちゃった!!

モーラ・ナイフ Mora knife Bushcraft Survival Black

モーラ・ナイフ Mora knife Bushcraft Survival Black

 

 ファイヤースターターも付いたお得なセットです(ファイアースターター単体だと2500円くらい)

ナイフ単体であればお手頃価格なものがそろっています。

お手頃価格のCompanion

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Black

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Black

 

Companionの刃の厚みがあるHeavy Duty

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG

モーラ・ナイフ Mora knife Companion Heavy Duty MG

 

但し、このCompanionモデル(Heavy Duty含む)は刃の峰の部分が丸いためファイアースターターを使うことが出来ないそうです。

 

ファイアースターターも使えるようにしたいのであれば、私が買ったブッシュクラフトか最上級モデルのガーバーグを買うことをおススメします。 

モーラ・ナイフ Morakniv Garberg Multi-Mount

モーラ・ナイフ Morakniv Garberg Multi-Mount

 

 ホントはガーバーグにしようかと思ったんですが、在庫がなかったのと取り敢えずファイアースターターも付いているブッシュクラフトにしました。

 

取り敢えず木っ端を拾ってきて、フェザースティックと着火がうまくなるよう練習していこうと思います。

またその模様についてはお伝えしようかと思います。