Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

簡単な様で結構大変!?CRF250RALLYのハンドルバーを交換した!!

簡単な様で結構大変!?CRF250RALLYのハンドルバーを交換した!!

家にこもっている生活が長くなり色々と溜まってしまう今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 

例年GWはひとっ走りしているのですが、コロナの影響による緊急事態宣言で不要不急の外出は自粛する様にとのお達しも出ており、何処にも行くことはしませんでした。

 

その代わりですがRALLYの方をカスタムを進めてみました。

前々から考えていたハンドルバー交換を自分で行ってみましたので、今回はその様子をお伝えしようと思います。

色々注意すべきポイントがあるので今後RALLY、250Lのハンドルバーを交換しようと考えている方への参考になれば幸いです。

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 ・純正ハンドルバーを外す!

まず純正ハンドルバーを外します。

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作業開始時の状態

ハンドガード → ミラー → ブレーキ&クラッチレバー → スイッチボックス → スロットルチューブ → クランプの順で外していきました。

スイッチボックスを外すまでは順調でしたが、スロットルチューブを外す際にスロットルワイヤーを緩める為に右側のカウルを取っ払う必要があります。

カウルを取るとスロットルボディ側のワイヤーにアクセスできるようになるのですが、

ワイヤー固定用のナットを緩めるのに手が入るスペースがあまりなく、少しづつしかナットを回せないので凄く作業しにくかったです…

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スロットルワイヤーの付け根

スロットルワイヤーを緩めてようやくスロットルチューブが取れるようになり、あとはクランプを外すだけで済みます。

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どんがらのハンドル周り

ハンドルクランプを外すとハンドルが摘出できました。

ここまで作業開始して1時間位でした。

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摘出したハンドルバーと新しく付けるハンドルバー

ここで一番大変のはスロットルワイヤーを緩める所でした。

楽にできる工具とかが有れば紹介して欲しいです。

 

・ファットバーを取り付ける!!が一筋縄ではいかない…

今回買えるハンドルバーはレンサルのファットバーにしました。また一緒に取り付けるためのクランプを一緒にwebikeに頼みました。

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レンサルのファットバーとファットバー用クランプ

ZETA ジータ/UX3クランプキット
ZETA ジータ/UX3クランプキット

 

まずUX3クランプを純正クランプ部に取り付けます。

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UX3クランプを取り付けた状態

特にガタつきもなくしっかり取り付けられました。

可能であれば、こことのとハンドルバーをクランプする部分はトルクレンチを使ってトルク管理した方が良いです。

そしてハンドルバーを仮付けしていきます。

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ハンドルバーを仮止めした状態

あとは位置を調整しつつ元に戻して行けばいいのですが、ここで重要なポイントがあります。

スイッチボックスについてる位置止めのピンです。

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クラッチ側のスイッチボックスのピン(加工後)

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ブレーキ側のスイッチボックスのピン

このピンは回り止めの役割も有る為ハンドルバーにあけられた穴に遇うように作られているのですが、交換したハンドルバーにはそんなものは開いてないので自分で穴をあけるか、ピンを削るか切り落とす必要があります。

今回はスイッチを占め込んだ際にピンが当たって回り止め止まるくらいまでの位置まで削ることにしました。

それで削ってみたのですが、ブレーキ側はうまく行ったのですがクラッチ側は削りすぎて回り止めにもならない状態になってしまいました…

流石にこのままではウィンカー操作するごとにクルクル回るので、ゴム板を噛ませることにしました。

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厚さ1㎜のゴム板をハンドルバーに当たる部分に接着して止める

この状態でハンドルバーをに取り付けたら思いっきり力掛けない限りは動かなくなりました。勿論ウィンカー操作しても回ることはありません。

 

ブレーキ側はうまく削れたのでがっちり締め付けて回りませんでした。

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ブレーキ側のピンを削った状態

但しこのピンが有るプレートを取っちゃうとガイドの役割も無くなって、かなり緩くなるので取らずに削った方が良いです。

 

その後は元に戻していくだけですが、今度はハンドガードのステーが純正サイズバーしか対応できないため、ファットバー用のステーを買う必要が出ました…

なので、ファットバー用のステーを購入してハンドガードも装着しました。

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ファットバー用のステーに交換

それとハンドガードの角度をきちんと調整しないとメーターに当たってハンドルロックが掛けれないので締め付ける前に良くチェックした方が良いです。

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メーターにハンドガードが当たってる様子

全部外しして付け直した所を全部閉めなおしてようやく完成しました。

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全部取り付けて作業完了!

ハンドルバーを変えて戻す際はスイッチボックスのピンが一番厄介でした…

穴開けれる方は穴開けた方が良いとは思います。

ただオフロード乗りの場合はハンドルバー変える頻度が多いと思いますので、穴あけしない方が良い場合もありますので、道具と交換頻度との相談になるとは思います。

 

・位置が高くなったので少し腕回りが楽になった!

今回のハンドルバー交換で、持ち手の位置が純正より30㎜程高くなりました。

ただ私の場合シートも20㎜あんこ盛りしてるので、真のフルノーマル状態から10mmほど上がったことになります。

跨ってみた感じは腕が上がり気味になったので、腕回りが楽になった感じがします。

 

ただ実際に走ってないのでまだ何とも言えない部分はありますので、少し走れる状況になったら走った状態のインプレも載せようと思います。

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