ラストファントム!! F-4最後の百里基地航空祭に行ってきた!
師走に入りましたがまだ少し暖かい日がある今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
さて先日12月1日に行われました百里基地航空祭に今年も行って来ました。
今年は百里基地に展開しているF-4戦闘機の最後の航空祭とあって多くの人が見に来られていました。
今年は一般公開前の事前の特別公演も基地の外から見学してきました
今回はその2日間の様子をお伝えしようと思います。
・事前の特別公演は茨城空港から見学
当初は1日の一般公開だけにしようかと思っていたのですが、当日の天気が曇り予報だったので、前日の特別公演の日は晴れ予報だったので急遽茨城空港から見る事にしました。
土曜日の夜な夜なに茨城空港行きの路線バスが出ているJR石岡駅近くの駐車場に止めて
朝一番のバスで向かう事にしました。
そして念のため1時間前くらいにバス停に着いたらこのありさまでした・・・
既に30人以上の人が並んでいました・・・
この便に乗れなかったら次の便まで1時間待ちの予定だったので、立ちでもいい乗りたかったのですが、バス会社が予測していたお陰か?バスが2台体制に増便されており、
立ちどころか座って行ける事となりました。
そして茨城空港に到着し空港横の公園で見る事にしました。
飛行開始を待っていると旅客機に似た轟音が聞こえて、ふと滑走路右手を見ると厚木基地からP-1哨戒機がやって来ました。
P-1が着陸した後、気象観測のF-4EJ改2機が離陸していきました。
この2機の離陸から特別公演が始まりました。
それからF-4EJ改とRF-4の通過飛行が行われました
その後百里救難隊の救難展示でU-125とUH-60が飛びましたが、距離が遠すぎるのでU-125しか撮れませんでした
この日は雲一つない青空ですごく良い天気でしたが、如何せん逆光だったので撮るのが大変でした。。。。
救難隊のあとは小松基地所属のF-15が離陸しましたが、機体不調なのか機動飛行はあっさり終わってしまいました。
・ブルーインパルスは青空が似合う
今年の航空祭ではブルーインパルスが来ており展示飛行が予定されていました。
そして土曜日の事前公演に来た最大の理由はブルーインパルスでした。
今回で5回目の百里基地航空祭ですがブルーインパルスが来たときは雨だったり雲が多かったりとまともな演目を見たことが無かったので、今回は晴れたときに見るぞ!と意気込んでいたので事前公演から行くことにしました。
ただこの日は離陸寸前で3番機がまさかの機体不調で離脱するというアクシデントがあり、5機だけで演目はどうなるかと心配していましたが、そんな事関係ない演技を披露してくれました。
雲一つない青空を駆け回るブルーインパルスは圧巻の一言でした。
今回はK-3にDA★60-250に1.4×リアコンバーターの組み合わせでしたが、良く見る写真のような写真が撮れましたw
あとペンタの特徴かもしれませんが青の発色具合が本当に良いです。
空の高い部分の青黒い感じもPLフィルターなしで表現できるので、色の出方はペンタックス凄いなーと改めて感じました。
・5万人が来場した大盛況の一般公開当日
事前の特別公演はブルーインパルスが終わった後に引き上げて一旦家に帰り、翌日の一般公開に向けて改めて準備して、夜な夜な今年もバイクで向かいました。
基地近くの駐輪場に止めて、正門に向かうとこの日も既に大行列が出来ていました。
6時30分に開門してゾロゾロと中に入りました。
駐機場に着くとスペシャルマーキングのF-4EJ改が並んでいました。
301飛行隊と501飛行隊そして、昨年の航空祭が最後だった302飛行隊の機体がありました。
またC-2輸送機の機内見学もできるようになっていました。
まだ早朝の時間帯だったため殆ど見学町は無くスムーズに見学することが出来ました
さて各機体のフライトですが、雲がありましたが予定通り飛行して貰えました。
ブルーインパルスは今回は6機編隊で飛行してくれました
お昼からは今回の主役であるF-4EJ改・RF-4が百里最後の機動飛行を披露してくれました。
本当はブルーインパルスの時に晴れてほしかったですが、今回の主役はF-4なのでこれでも良かったと思います。
・パイロットと整備員、観客の関係を遠くから見てるのも楽しい
航空祭という事で基本は戦闘機ばっかりに注目されがちですが、一歩引いて全体を移すと色々面白いです。
特にパイロットの命を預かる整備員の働きがいかに凄いか良く判ります。
また離陸の際は観客に手を振ってくれたりして観客と一緒に写すと個人的に何か良い写真見えます(笑)
何かと色々言われてしまう自衛隊の方々ですが、こういう写真を見ると国を守るために凄いプレッシャーの中国民に信頼してもらえるように頑張っているのだなぁと感じました。
・2020年でF-4が日本の空から飛び去る
F-4を運用する301飛行隊は2020年度でF-35への機種転換の為、青森の三沢基地へ異動します。
また偵察機型のRF-4は2019年度で偵察航空隊の廃止が決まっており、それに伴い2020年の3月末で廃止となります
その為残りF-4は残り1年ちょっとの運用となりました。
百里基地は来年は航空観閲式の為航空祭は実施されませんので今回が本当に最後のF-4だけの航空祭となりました。
ただ運用期間中は他の基地の航空祭にも地上展示や飛行展示も行うそうなので、気になる方は百里基地のHPでご確認してみてください。
→百里基地 -HYAKURI AIR BASE- | [JASDF]航空自衛隊
私も時間が取れれば他の基地の航空祭に行って最後の最後まで見届けたいと思います。