CP+2019でペンタックス・リコーの情報を色々聞いてみた!
3月に入り気温の上昇とともに花粉が猛威を振るってくる今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。
例年2月末から3月初めにかけて開催される、カメラの一台展示イベントであるCP+に今回初めて行ってきました。
殆どリコーイメージング(ペンタックス・リコー)のブースしか見ませんでしたが、新商品の情報等色々聞けたので、今回お伝えしようと思います。
・GRⅢは最強のコンデジとなるのか
早速ですが新商品を見ていこうと思います。
まずは歴代モデルも非常に評価が高いコンパクトデジカメであるGRから3月15日に新型のGRⅢが発売されます。
今回はその製品版をいち早く触れる機会であるため多くの人がタッチ&トライコーナーに並んでいました。
開場して早速私も触りに行ってきました。
まず起動が凄く早いです。本当にパッと出して直ぐ撮影できます。
GRⅡよりさらに小型になったのに、なんと3軸の手振れ補正を載せてます。
なのでパッと出して撮影しても手ブレが殆どありません。
またペンタックス1眼では標準搭載しているアクセラレーターを載せているので、ISOが驚異の102400まで上げられます。試しに12800まで上げて撮りましたが、カメラのモニターではノイズ感が全く分かりませんでした。。。
写真が撮れなかったのでお伝えしにくいですが、恐ろしい性能です。
後マクロも凄く寄れます。花も綺麗に取れました。
そして田中希美男先生と製品企画の部長とのトークショーにて、ファームアップでなんとリアルレゾリューションシステムを載せるそうです。しかもK-1MarkⅡとおなじ手持ちでも行けるタイプだそうです…
歴代モデルも評価が高かったので、このGRⅢは最強のコンデジになるのではと思います。
・驚異の1型センサーを搭載したTHETA Z1
次に360度カメラのTHETAシリーズから、従来の4倍の大きさのセンサーを搭載して更なる高画質化したTHETA Z1です。
大きさはTHETAから少し大きくなった感じで、気になる大きさではありません。
逆に持ちやすくなった感じがしました。
そして4倍の大きさのセンサーを載せるにあたり、光学系見直してレンズからの入力画像を3回も屈折させてセンサーに送るという驚異のメカを開発したそうです。
これにより大きさをかなり抑えたそうです。
スケルトンモデルが飾ってましたが、ギッチリ詰まっていて良く載せたぁと感心しました。
Z1のセミナーで従来モデルのTHETA Vとの比較画像をみましたが、従来モデルからフリンジやゴーストを一気に抑えて、色合いも鮮やかになっていました。
ジャイロセンサーも改良されているそうで、写った際のブレも従来以上に抑えられるそうです。
私はTHETA Vを持っているのですが、あんまり使う機会が見出せていなかったのですが、セミナーで色々アドバイスを聞けたので、ちょっと今後使っていこうかと思います。
Z1の方は様子見するかなーと思ってます。
・参考出品された大砲 D FA★85㎜F1.4
ペンタックスブランドで新製品はすぐ発売になるものはありませんでしたが2点ほどありました。
一つが発売が待たれるD FA★85㎜F1.4です。
モックなので詳しい写り等は判りませんでしたが、前述した田中先生と企画部長とのトークショーで、「発売されているDFA★50㎜F1.4 以上の映りを目指す」との事でした。
気になる発売時期は「来年の夏までには・・・」と何とも歯切れの悪い感じでした。
50㎜より85㎜が欲しいなーと思っていたので、なるべく早く出してほしいなーと思います。
・ガンプラみたいでカッコいい!KPカスタム
もう一つ出品されていたのがKPカスタムです。
この展示ブースは結構にぎわっていて、老若男女問わず多くの人が居ました。
KPのグリップやストロボ部のカバーをオリジナルで作って個性を出そうという事で、社内の有志でやっているそうで、今回試しで出してみたそうですが凄い人気でした(85㎜のモック以上に人が居ました…)
カクカクしたデザインでなんかガンプラっぽく見えてきました。
聞いたところコレをデザインしたのがK-30 をデザインした方で何となく納得しました(笑)
また普通は見えないマウント部も特殊な塗装を施してダークグレーな色で、こちらもカッコよかったです。
マウント部の塗装を別で取り扱いやってくれるならやって欲しいなーと思いました。
色々意見を集めているそうで、ガンプラみたいに外装を全部外せるようにして自家塗装できるようにしたら面白いんじゃないかと話してみたら、社員の方や周りの方々含め超乗り気でした。
社員の方もそういうの出来ればカスタムコンテストが出来るから面白いかもといっていたので、カメラのカスタムコンテストなんか前代未聞の話何で是非やって欲しいですねー
・今年はペンタックス100周年の記念の年
2019年はペンタックスブランド創立100周年の記念の年です。
ペンタックスの生みの親であり旭光学が1919年の11月に誕生して、ちょうど今年で100周年です。
100周年という事で何か記念モデルが出るのかとペンタキシアンの中でも色々噂が出ているのですが、特に公式発表はありませんでした…
個人的にというか大抵のペンタキシアンからはK-3Ⅱの後継機を待ち望んでいます。
田中先生のトークショーでもその辺を言及していて、企画部長曰く「年明けまでには・・・」「スペックは当然各メーカーのAPSサイズのフラッグシップを超えるもの」と言っていました。
開発も進んでいるそうで、田中先生から商品担当の方に「シルエットだけでも教えて」といったそうですが、「シルエット出しただけでも色々判ってしまうからダメ!」と言われたそうで、相当手を込んだことをしてるのかなーと思いました。
一先ずはファンミーティングを全国各地でやるそうなので、そこで何かしら発表はあるとは思います。
ファンミーティングもタイミング合えば参加しようと思います。
色々見れたので機材が増えるかどうかは判りませんが、色々参考になったいい機会だと思いました。
来年も同じ時期にやるそうなので、来年も参加しようかと思います。