Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

スーパーGT最終戦を観戦しに、ツインリンクもてぎに行ってきた!

スーパーGT最終戦を観戦しに、ツインリンクもてぎに行ってきた!

立冬を迎えたのに暖かい日が続いている今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。

 

さて、今回は約5年ぶりにスーパーGTを観戦しに、ツインリンクもてぎに行ってきました。

レースの結果等々についてはニュースサイトのほうが詳しく載っているので、レース当日のサーキットでの過ごし方についても挟みながらお伝えしようと思います。

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 ・レースの朝はとにかく早い!

日本で行われるレースも数々行われますが、その中で日本国内のシリーズ戦で最も人気があるレースがスーパーGTです。

モータースポーツ文化に乏しいと言われる日本においても、入場者数が年々増加傾向であるカテゴリーです。

その為朝早めに動いておかないと、サーキットに到着するまでに非常に時間が掛かる時があります。

日本にある大きなサーキットは、殆どが交通の便が悪い場所にある(鈴鹿サーキットはまだ良い方)ので、殆どの方が車で来るのでレース前から周辺道路の渋滞が酷くなります…

F1だったりMOTO GPだったり鈴鹿8耐等のビックレースになれば、朝早くどころか前日の夜から動いておかないと、大変な事になったりする場合があります。

 

今回のレースはGT最終戦でありチャンピオンが決まる重要な1戦の為、多くのお客さんが来場されることが考えられたため、早朝4時半ごろ家を出発しました。

サーキットに向かう道中は特に渋滞は無く、30分ほどでツインリンク茂木に到着しました。

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日も出てないのに、既に多くの車が居ました

もてぎの場合は、GTやMOTO GP等の大きなレースの期間中は敷地内へ入るための入場ゲートが開けっ放しになるそうで、夜な夜な到着しても場内駐車場で車中泊できるようになっているそうです。なので駐車場は遠方から来た観戦客の車で結構埋め尽くされていました。

朝ごはんと準備を済ませてサーキットエントランスに向かいます。

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駐車場からサーキットエントランスまで約500m位を荷物抱えてテコテコ歩きます。

エントランスに近い駐車場も勿論ありますが、そこはVIPシート等のお高い座席を購入した方専用の駐車場になるので、私のような一般庶民はひたすら歩きます…

因みにGT最終戦のVIPシートは大人一名(高校生以上)は4万円もしますが、販売して直ぐに売り切れになってしまう超人気な座席です。

なんでそんな高い所が・・・と思われますが、特典が色々とあり凄いお得なようにも思えます。VIPシートのご案内

機会が有れば行ってみたいなーと思いはしますが、果たしていけるかどうか判りません。

エントランスのゲートオープン30分前に着きましたが、既に凄い人が入場待ちしていました。

エントランスのゲートオープンは早朝7時半にはオープンしました。

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決勝が行われる日曜日の朝の様子

オープン前に並んでいるのは何故!?と思われる方が多いと思いますが、指定席ではない自由席観戦の方々は場所取りしておく必要があります。
また朝から各種イベントや数量限定のグッズ販売等が盛り沢山で行われています。

なので朝早くから活動することがおススメです。

 

・土曜日の練習走行や予選は色んな場所で見れる

エントランスをくぐると色んなブースが立ち並んでいます。

ショップで買い物したり、屋台で朝ごはん食べたり好きなように動けます。

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初めて観戦するという方で応援したいチームがない時は、ブースを色々回ってみて応援したいチームを見つけてみるのも良いかもしれません。

応援したいチームが見つかったらそのチームのグッズを買って応援するとより楽しめます!

GTの際は一部エリアを除き土曜日の練習走行や予選は、決勝は指定席になる場所でも自由席として開放しており、空いていれば誰でもその場所で見ることが出来ます。

私はホームストレート間近のV席の指定席券を持っていたのですが、土曜日は別の場所で見る事にしました。

朝の練習走行はもてぎ名物90度コーナーが見れるZ席で見ました。

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Z席の位置(水色で囲ったところ)

ここも日曜日の決勝は指定席になります。

しかももてぎでグランドスタンド前のV席に次ぐ非常に人気のあるシートです。

ここではダウンヒルストレートを下ってきたマシンがフルブレーキングしながら曲がっていくため、条件が良ければローターが真っ赤になる現象が見れます。

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ブレーキングの熱で真っ赤になるブレーキローター

また決勝ではオーバーテイクポイントでもあるので高い確率で追い抜くシーンを見ることが出来ます。

この場所で初めて写真を撮りましたが、意外にコースまでの距離が近くて300㎜位のレンズであればアップで撮ることが出来ます。

ただ最高速から一気に減速するので、カメラを振るタイミングが非常に難しかったです。

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K-3Ⅱ&D FA150-450 F4.5-5.6 1/250秒 F/10 ISO200 焦点距離:150㎜(35mm換算225㎜)

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K-3Ⅱ&D FA150-450 F4.5-5.6 1/320秒 F/11 ISO200 焦点距離:310㎜(35mm換算465㎜)

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K-3Ⅱ&D FA150-450 F4.5-5.6 1/320秒 F/10 ISO200 焦点距離:150㎜(35mm換算225㎜)

お昼からの予選は、ホームスタンド側のA席で観戦しました。

この席はサーキット全体を見渡せ、最終コーナーからホームストレートに帰ってくる車両を見ることが出来ます。

また各車両の現在の順位を表示するタワーが目の前にあるので、順位の把握がしやすいです。

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A席の位置 (水色の線で囲っているところ)

眺めはすごく良いですが、写真を撮るとなると結構距離があるのでこちらは300㎜オーバーのレンズが必要になってきます。

それでもAPS-Cフォーマットであれば300㎜一杯まで使えば結構寄れます。

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K-3Ⅱ&D FA150-450 F4.5-5.6 1/160秒 F/6.3 ISO200 焦点距離:290㎜(35mm換算435㎜)

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K-3Ⅱ&D FA150-450 F4.5-5.6 1/320秒 F/7.1 ISO200 焦点距離:360㎜(35mm換算540㎜)

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K-3Ⅱ&D FA150-450 F4.5-5.6 1/160秒 F/5.6 ISO200 焦点距離:330㎜(35mm換算495㎜)

こちらの席はエントランスから最も近い距離にあり、周りにはグッズや飲食のお店も立ち並んでいるため、ちょっとした買い物も行きやすいので結構人気だそうです。

 

・決勝は大迫力のホームストレート前で観戦!

予選は色んな場所で見れましたが、決勝は指定席になるので買ったチケットの場所で見るしかありません。

今回私はホームストレート間近のV席で観戦しました。

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V席の位置(水色で囲った場所)

こちらの席はもてぎ常設の座席ではなく、仮設の席ですが最も人気のある席です。
もてぎ常設の席は本来A席なのですが、MOTO GPやGTが行われるコースはロードコースで、観客席とロードコースの間にもてぎ名物のスーパースピードウェイがあります。

その為V席が無かったときはグランドスタンドとは言え、非常に遠くから見なければならなかったのですが、10年位前あたりからスーパースピードウェイのコース上に観客席を設けて間近で観戦してもらえるようになりました。

そのお陰で、猛スピードで1コーナーに飛び込んでいく車両を間近で見れてすごい迫力があります。

スマホで動画を撮りましたが、爆音で走り抜けていくマシンの迫力は凄いものです。

さてこの場所で写真を撮るのは非常に難しいです。

レンズは200㎜もあれば十分なんですが、如何せん200㎞超えるスピードで走り抜けていくためマシンに合わせながら振るのが非常に難しいです。

また観客も多いため構えられるアングルが限られてきます。

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K-3Ⅱ&D FA★70-200 F2.8 SS:1/320 F/8  ISO:200 焦点距離:115㎜(35㎜換算172㎜)

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K-3Ⅱ&D FA★70-200 F2.8 SS:1/200 F/10 ISO:200 焦点距離:123㎜(35㎜換算184㎜)

なので写真は撮らずに雰囲気を味わうのが良いかと思います。

もし写真撮ってみたいという方は頑張ってみるのもいいと思います。

個人的にオススメはスタートシーンやチェッカーを受けるシーンが撮りやすいです。

特にチェッカーシーンなんかは、応援しているチームがトップチェッカーすると良い記念になると思います。

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K-3Ⅱ&D FA★70-200 F2.8 SS:1/320 F/5.0 ISO:200 焦点距離:140㎜(35㎜換算210㎜)

・レースが終わってもイベントがある!

レースが終わってさあ帰ろうかと考える方も多いと思いますが、レースが終わっても色々とイベントが沢山あります。

表彰式やレースが終わった後のコースを歩けるコースウォーク等が実施されることが有ります。

これらのイベントは特別なチケットは必要なく、観戦した人全員が楽しめます。

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表彰式の様子

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コースウォークではレース直後のマシンも間近で見れます。

レース直後だと一斉に帰る人で周辺は渋滞が始まっていますので、こういうイベントを利用して帰宅時間をずらすと渋滞に巻き込まれる確率は減ってきます。

 

・TVで見るよりやっぱり生観戦の方が楽しい!

今回5年ぶりにGTを観戦しましたが、やっぱりこういうレースは生観戦する方が圧倒的に面白いです。

地上波でのダイジェスト版のTV放送や、CS放送やネット中継での生中継で見る方が色んな視点から見ることが出来ますが、やっぱり生で見て・聞いて・感じる方が印象に残ります。

以前は観客は男性ばっかりなイメージがありましたが、最近では家族で楽しめるイベントが結構増えてきて家族連れで来られている方も結構見受けられます。

また最近はイケメンドライバーが多く居る為か、女性のグループや女性一人で見に来られる方もそこそこ見受けられました。

是非機会があればサーキットで生のレースを観戦してみて下さい!

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