ホンダコレクションホール開館20周年記念 市販製品特別走行を見に行ってきた! ~4輪車編~
ホンダコレクションホール開館20周年記念 市販製品特別走行のお話ですが、前回は2輪車編をお伝えしました。
flanker250rally.hatenablog.com
今回は4輪車編をお伝えしようと思います。
4輪も王道からマニアックなものまで色々ありましたので、こちらも個人的にチョイスしました。
まず今回4輪車の走行を担当するドライバーは、スーパーGT GT300クラスにModulo Drago CORSE(モデューロ・ドラゴ・コルセ)から参戦しているチーム代表兼ドライバーの道上龍選手
そして同じくスーパーGT GT500クラスにKEIHIN REAL RACINGから参戦している小暮卓史選手
そして2輪車と同じくアクティブセーフティトレーニングパークの教官が担当していました。
まず始めに紹介するのが、ホンダ最初の4輪市販車であるT360
ホンダ最初の4輪市販車が軽トラックだとは思いませんでした…
このT360の開発は本田宗一郎はもちろんですが、開発責任者として中村良夫氏(ホンダF1第1期の総監督)が担当したそうです。
外見は現代の軽トラックに通じる部分がありますし、N-ONEのフロントに荷台を付けたような外観だなーと見て思いました。
もしかしたらアクティの後継で、”N-トラック”ってのが出るときはこんな顔になるかもしれません。
次に自分は初めて見ましたが、素直にカッコいいなーと思った1300 Coupe9
イーグルマスクと呼ばれるフロントグリルが凄くカッコよくて、今の時代に売っても普通にヒットする顔つきだと思いました。
エンジンはDDACと呼ばれる水冷エンジンの冷却水通路に水ではなく空気を流す空冷方式を採用しているそうで、この方式はこの1300シリーズが最初で最後の採用だったそうです。
次は夏の日差しがとても似合っていたバモス
バモスと言ったら軽バンの方を思いつく方が多いかと思いますが、こちらはそれの初代に当たります。
見ての通りドアと天井がなく、ドア代わりのガードパイプと幌を備えた車両です。
MCのピエール北川さんも話していましたが、とにかく夏が似合う車だなーと思いました。湘南とかでサーフボード積んで乗ってたら注目の的でしょうねー
しかも小暮選手とこのバモスが良く似合っていた事(笑)
お次は車両としては地味かもしれませんが、”とあるドライバー”との組み合わせで有名になったトゥデイ
まず初めに皆さんトゥデイ道上というワードをご存知でしょうか?
4年前にニコニコ生放送にて同じレーサーである脇阪寿一の『脇阪寿一の言いたい放題』という番組内で、日産のエースドライバーである本山哲や他のGTドライバー達とグランツーリスモ6で対決しようという企画で、脇阪選手や本山選手らはコンセプトカーを使う中、道上選手はただ一人トゥデイで、あの難攻不落と言われているニュルブルクリンク北コースに挑んだそうです。
その際の実況がピエール北川さんで、ピエールさんがトゥデイ道上!!と大絶叫したおかげで、道上選手についた二つ名です。
その後、同じようなGTドライバーとグランツーリスモを使ったレースでは道上選手はトゥデイを使うことがお約束になったそうです。
そして今回その時の同じ赤のトゥデイと道上選手の奇跡のコラボが出来上がりました!
正真正銘、トゥデイ道上🚗💨#today #honda#hondacollectionhall #20thanniversary #drago🐲🐾 pic.twitter.com/PIVkIGMOEX
— 34 Ryo Michigami/道上 龍 (@Ryo_Michigami) 2018年7月16日
そして事の発端?の脇阪選手は・・・
後ろから突いたろか?!😁 https://t.co/2s1sLBfk6d
— Juichi Wakisaka (@JuichiWakisaka) 2018年7月16日
実際に見てみた気がしますねー(笑)
お次はホンダと言ったらコレ!!であるType Rシリーズ
一台目はホンダが最初に出したTYPE RであるNSX Type R
市販モデルのNSXから120㎏軽量化とセッティングを施しレースにも出られる使用にしたNSX Type R
初代のNA1ですが、いつ見てもカッコいいですねー
地を這う如く走り抜けるところを見ると、凄いマシンを作ったなーと感動しちゃいました。
此方もTwitterに動画をあげてます。
NSXといったらこの人!であろう道上選手が操るNSX TYPE R pic.twitter.com/5XIVUHHgZc
— Flanker (@flanker_CBR600) 2018年7月16日
次のType Rは昔私も乗っていてたFF最速と言われたインテグラTypeR 96Spec
私がインテグラに乗っていたのが今から10年前、まだ大学生の時に自動車部に所属していてジムカーナをやっていた頃に先輩からお下がりで買ったときです。
その当時はバイトを必死に頑張ったのが良い思い出です。(しみじみ)
9000rpmまでしっかり回り、リッター100馬力オーバーのB18C VTECエンジンと、FFとしては最高の旋回性能をもっており、当時のジムカーナの1クラスがインテグラしかいないクラスが出たほどの傑作車です。
しかも意外なことに燃費が良く高速走ったら20㎞/Lまでいった事もありました。
こちらも動画を撮ってます。道上選手は遠慮したのかあんまり踏んでくれませんでした…
インテグラTYPE R 96SPEC
— Flanker (@flanker_CBR600) 2018年7月16日
昔乗ってたけど、乗れるならもう1回乗りたい pic.twitter.com/2NEi9rGfbV
Type R 3台目はインテグラと双璧を成したFF車 Type Rで今でも人気なEK9 シビックType R
こちらもジムカーナやサーキットのFFクラスでは今でも常連で、最新式のType Rにも引けを取らない高性能マシンです
エンジンはインテグラのB18Cのリッター100馬力を超えたNAエンジンとしては当時世界最高のリッター116馬力を実現したB16B VTECエンジン、小型軽量でホイールベースが狭いのでFFとしては異次元のコーナリング性能を発揮します。
インテグラ乗ってた当時はEK9かDC2のどっちが良いかで話が盛り上がっていたことをよく覚えています。
こちらも動画を撮っています。小暮選手がしっかり踏んでくれたお陰で、VTECがバッチリはいっています。
EK9シビックTYPE R
— Flanker (@flanker_CBR600) 2018年7月16日
VTECの音がするー!! pic.twitter.com/8l2ziC5LXK
4輪最後は、NA型NSXシリーズ最後のTypeRである NA2 NSX-R
初期型のNSX のマイナーチェンジから半年後にNA2型NSXを更なるレーシングテクノロジーを搭載して世界限定1000台で販売され、日本には100台ほどしか入ってこなかったと言われるNSX-Rです。
初期型のNA1型とマイチェン後のNA2型をいっぺんに見る事は滅多にありませんが、今回は両方見ることが出来ました。
率直な感想はNA1型よりカッコいいし、凄い性能を持っていることが見ただけで判りました。現行のNSXよりカッコいいとおもいました。
こちらも動画を撮ってあります。道上選手、最後は気合入っていましたねー
4輪最後はNA2 NSX-R pic.twitter.com/Uq1cpEFX4U
— Flanker (@flanker_CBR600) 2018年7月16日
NSX-Rの走行で一通りのプログラムは終わったのですが、道上選手が緊急企画で小学生限定でNSX-Rの同乗走行を行ってくれました。
こういう時は小学生良いなーと思っていましたが、道上選手がすんごく頑張ってたので見てて面白かったです(笑)
最後に緊急企画!
— Flanker (@flanker_CBR600) 2018年7月16日
小学生限定の道上龍が操るNSX-Rに同乗走行!
小学生乗ってるのに踏んでいく道上選手w pic.twitter.com/OZlFCrxD5b
走行会後はコレクションホールにてドライバー・ライダーのトークショーが開催され面白い話を聞くことが出来ました。
トークショーの最後にサイン色紙争奪のじゃんけん大会も行われました。
(残念ながら、こういうじゃんけんには弱いんですよ…)
今回2回に分けて紹介した特別走行の模様ですが、お送りしたマシン以外にも沢山走行しております。
比較的新しいものから、懐かしいものまで親子そろって楽しめるイベントです。
次回9月24日(月・振替休日)に同じ内容で行われるそうですので、機会合えば是非行ってみて下さい!
因みにですが、今回余裕をもってゲートオープン1時間前に行きましたが、並んでる人が数人いました…
その後段々車が増えて、結局15分前倒しで開場しました。
次回は少し涼しくなっていると思いますので、今回以上の入場者数が来ると思います。
会場に近い駐車場を確保したい場合は早めにゲート前に来られることをおススメします。
会場に近いゲートは南ゲートになりますので、行く際はご注意ください。
Honda Collection Hall|ホンダコレクションホール開館20周年記念 市販製品特別走行
あと写真じゃなくて動画で撮る方が良いです。
音も一緒に保存しておくと後で見直す時に尚楽しめます!
次回ももしタイミング良ければ今度は動画メインで撮ろうかと思います。