Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

出先で負傷者を発見した時の対処法についての本を買って読んでみた

出先で負傷者を発見した時の対処法についての本を買って読んでみた

普段の生活において負傷者を発見することは、人生の中で少なからず経験していると思います。

特に昨今は地震や台風などの自然災害が過去のデータ以上の被害が出ることが多くなってきています。

そこで今回はもし自分が負傷者を発見した時の対応について、書物を読んで学んだことを書いていこうと思います。

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・今回読んだ本

負傷者を発見した時の対処法などは、医療や救急に従事している人でない限り中々聞いたりできませんが、今回バイク乗り知り合いで医療従事している方におススメされた本をアマゾンで買ってみたのでそちらを読んでみました。

それがこちらの”JPTEC 外傷の為のファーストレスポンダーテスキトです

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JPTEC外傷のためのファーストレスポンダーテキスト

JPTEC外傷のためのファーストレスポンダーテキスト

 

 こちらの本は社団法人JPTEC協議会が開催する ”JPTECファーストレスポンダーコース講習”の内容が記載されています。

内容としては”医療知識を持たない救助者(ファーストレスポンダー)が重症な外傷傷病者を発見した時に、発見から救急隊等に引き継ぐまでの行動・対処法について”記載されています。

ページ数は36ページで写真も沢山使っており、医療知識がない人にも判りやすく書かれています。著作権の関係もあり中身をお見せすることはできませんが、凄く判りやすいです。

値段もアマゾン価格で540円と漫画の単行本1冊とほぼ変わらないので、購入しやすいです。

 

 

医療知識を持たない身ですので語弊があるといけませんから詳しい内容は割愛しますが、まず負傷者を見つけたら119番に通報することが最優先事項です。

その次に周囲の安全を確保し、負傷者への対処を行うようにする事が良いそうです。

負傷者への対処も119番につながっていればオペレーターから状況に応じた対処法を伝えられるので、冷静に対処するように心掛けておきましょう。

 

ここで本に書いてあった内容でバイク乗りとしては気になる内容をちょっとご紹介します。

ツーリング先でバイクの事故に遭遇した場合に、最も悩むところが”負傷者のヘルメットを取るか取らないか”でしょう。

結論から申しますと、取った方が良い場合は負傷者が意識があっても嘔吐や吐血、異物などにより窒息の危機が迫っている場合は直ちにヘルメットを取る必要があります。

それ以外の場合は無理に取る必要はありません。逆に外さない方が良いでしょう。

もし無理に外そうとしている人がいる場合は一度制止させ、状況を確認することが良いでしょう。

最近のヘルメットは緊急時は外しやすくなるように設計されています。

SHOEI公式で事故の際のヘルメットの外し方講座の動画があったのでそちらをご覧いただくとわかりやすいです。

緊急時にチークパッドを外せるEQRSも含めたSHOEIの各モデルでの外し方について動画で公開されています。

 

自分が負傷者を発見することが何時起きるかは誰にわかりません。

備えあれば患いなしの考えで、救命講習だったり本を読んである程度の知識を身に着けておくと、咄嗟の時に命を救うための行動が出来ると思いますので、もし興味があるようでしたら勉強してみると良いでしょう。