野口シートを導入して色々走り回ったのでインプレをしてみる
3月終わりにRALLYのシートを野口シートでカスタムして貰いました。
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それから3か月色々走り回ったので、今回インプレをしてみようと思います。
野口シートを導入しようか迷っている方に参考になれば幸いです。
・導入して走り回って感じた事
まず、導入してから3か月経ち、色んな所に行ってきました。
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近場から往復700km以上のロングツーリングと記事にした以外に色んなところに行ってきました。
その中で感じたことは・・・
1:バイクのシートは柔らかい方より硬い方が良い
2:アンコ盛りしても足つきは悪くならない
1のシートの硬さについては、純正に比べカスタムしたシートは少し硬いです。
カスタムした際にアンコ盛りや野口シート特製衝撃吸収材もいれたので、純正のウレタン材は取り除かれて、フレーム付けるベース台座に野口シート特製のウレタンに衝撃吸収材を入れてシート形状に成形されています。
なのでクッション性にかかわる部位は純正部品の要素は殆どなく、野口シートの特注品になっています。
それで導入した当初にも書きましたが、すわり心地はやや硬いです。
知り合いの何人か座ってもらいましたが、やはり少し硬いなーという感想でした。
しかし色々走り回って、この硬さが最適解なんだなーと感じました。
硬いと言っても石みたいにガチガチに硬いわけではないです。ゆっくり沈み込む感じです。
一般的に柔らかい方が良いと思いますが、柔らかい分潰れる量が増えます。
潰れると衝撃を吸収する分の厚みが薄くなります。
そうすると下からくる走行時やエンジンの振動がダイレクトにお尻に来るようになってきます。
硬い分沈み込んでも厚みを保てているので、下からくる振動を吸収してくれます。
なので柔らかいより、硬い方が良いんだなーと感じました。
因みに野口シートではウレタンの硬さを普通と硬めの2種類から選ぶことができます。
カスタムをお願いする際は硬さについて相談することをオススメします。
2のアンコ盛りでも足つきが悪くならないについてですが、
脚付きを良くする方法としてアンコ抜きがあります。要はウレタンを削ることです。
そうすることでシート高自体を低くし脚付きを良くします。
しかしながら、厚みが失われるので上記で書いたようにクッション性が悪くなります。
今回私は逆のアンコ盛りして20㎜程シート高をあげました。
スタンダードのシート高895㎜ではバレリーナ状態だったので、シート高830㎜のLDを選んだのですが、シート加工の例にあったクッション性を上げる方法として敢えてアンコ盛りをする方向にしました。
そうすると現在のシート高は850㎜になります。
気になる足つきとしては、アンコ盛りする前と殆ど変わらない足つきでした。
何故変わらないかというと、カスタムをお願いする際にアンコ盛りしつつ脚付きを悪化させないように、シートの座面をシェイプするように加工してもらうようにしました。
詳しい内容については野口さんのブログに書かれているので、そちらをご覧になっていただいた方が判りやすいです。
アンコ抜きできないほど純正でも薄いシートがあるそうで、脚付きを良くするためにアンコ盛りを薦めることもあるそうです。
相反する言葉ですが、実際に体験してみるとなるほどー!っと納得できます。
アンコ盛りのメリットとしてはクッション性アップとポジションアップによるライディング姿勢が窮屈にならなくなります。その御蔭で純正シート以上に楽な姿勢が取れますので、より長距離が楽になります。
関東も先日梅雨入りし、日本列島が本格的な雨のシーズンになってきました。
ツーリングに行けるタイミングも少なくなるので、このタイミングで夏休みに向けて野口シートでカスタムして貰い、梅雨明けからの夏のツーリングに向けて準備してみては如何でしょうか?
受注が混んでなければ、シート到着後3週間ほどでカスタムしてくれますので、今からお願いすれば梅雨明け位には間に合うと思います。
野口シートさんのブログには色々な車種の加工仕様が書かれていますので、カスタムする際の参考にしてみて下さい。
最後に一言・・・
野口シートは良いぞーーー!!!!