サーキットでカッコいい写真を撮ってみよう!!(道具編)
カメラを買って一度は撮ってみたい写真と言えば、流し撮りですよねー
丁度デジカメWatchにもこんな記事が出てました。
被写体は止まっているのに背景は流れている写真はすごくカッコよく見えます。
流し撮りする被写体も日常走っている車だったり、電車等様々なものが該当しますが、やっぱりサーキットを高速で走るレーシングマシンを撮りたいという方が多いと思います。
けどサーキットで撮影って結構敷居が高いような・・・と思うこともあるでしょう。
今回はサーキットで写真撮影してみたい!という方向けに、私なりのオススメを3回に分けて(道具編、サーキット編、撮影編)ご紹介していきます。
・カメラとレンズは?
まずカメラに関してはサーキットで撮影するなら、一眼レフの方がおススメです。
最近ではミラーレスカメラに各メーカーが非常に力を入れていて、様々な機種が出ています。最近ではソニーのα7Ⅲ等、一眼レフを超える性能を持つミラーレスも出てきています。www.sony.jp
しかしながら、サーキットで走っているマシンを撮ると考えると厄介な部分があります。
それはペンタプリズムが無い事です。
一般的に一眼レフのファインダーは光学ファインダー(OVF)と呼ばれるものです。
OVFはレンズとミラー、ペンタプリズムを介して目で見た景色が何も編集されずにそのまま見ることが出来ます。
一方ミラーレスの殆どが電子ファインダー(EVF)です。
EVFはレンズから一回イメージセンサーに入って電子変換し、ファインダー部のモニターに表示させます。
一眼レフのOVFはリアルタイムの景色を見ることが出来ますが、ミラーレスのEVFの場合、電子変換するため一瞬のタイムラグが発生します。
簡単に例えるとニュース等での生中継の際にスタジオと現場の掛け合いにずれが生じている状態です。
このタイムラグが非常に厄介で、高速で動く物体の撮影する際に追従しようと思ってもズレがどんどん広がっていきます。
逆に一眼レフはリアルタイムの景色をそのまま追従できるので、サーキットで撮影するには一眼レフのほうが良いと言われる所です。
最近の一眼レフは入門機でも非常に高性能なAFシステムを組み込まれていますので、入門機でも十分に撮影することができます。
次にレンズですが、出来れば300㎜オーバーの超望遠レンズがオススメです。
サーキットは安全のためコースと観客席が離れていることが多いです。
特に鈴鹿サーキットや富士スピードウェイの観客席から写真を撮ろうとしても、場所によってはコースと観客席との距離がかなりあるので、300mmまでズームしても結構小さく写ってしまいます。
メーカー純正の300㎜オーバーの望遠レンズは非常に高価な場合が多いですが、シグマやタムロンのサードパーティー製レンズだと性能は純正品同等で価格が純正の半額とかもあるので、初めて超望遠を買うという人には非常にオススメです。
SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM ニコン用 745554
- 出版社/メーカー: シグマ
- 発売日: 2015/05/29
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る
TAMRON 超望遠ズームレンズ SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD G2 ニコン用 フルサイズ対応 A022N
- 出版社/メーカー: タムロン
- 発売日: 2016/09/23
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
尚ペンタックスで使える300㎜オーバーの超望遠ズームで現在販売しているのは、純正の150-450しかありません…(´;ω;`)
RICOH PENTAX 望遠ズームレンズ HD PENTAX-D FA150-450mm F4.5-5.6ED DC AW 21340
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
・あったほうが良いアイテム
まずはバッテリーです。
サーキットだと連射を多用しますので、バッテリーの消費が激しいです。
なので予備のバッテリー含め3つくらいあったほうが良いでしょう。
次に1脚です
超望遠レンズは大体1~2kgくらいの重量があり、ボディーとあわせるとかなりの重量があります。
手持ちで撮るのは腕力に自信がないと非常に辛いです。
1脚があると支えにもなりますし縦ブレを抑えてくれる効果もあるので、超望遠以外の55-300mm等のキットレンズでも効果を発揮してくれます。
一脚にもいろいろありますが、ベルボンやスリック等が作りもしっかりしているので、それらのメーカーのものを買ったほうが良いでしょう(過去に中華メーカー製の激安一脚を使って、撮影中に折れたという話を聞いたことがあります…)
Velbon 一脚 レバー式 RUP-V40R 4段 中型 脚径29mm 雲台別売 スタンド型一脚化可能 台座径44mm アルミ製 407665
- 出版社/メーカー: ベルボン
- 発売日: 2010/02/20
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
いきなり300㎜F2.8(通称サンニッパ)等のバズーカクラスのレンズを使う人はいないと思いますが、レンズ単体の重量が2キロを超えるレンズを使うのであれば、脚が太くて頑丈なカーボン1脚をオススメします。
私はベルボンのアルミ製一脚を使ってますが、150-450mm(重量2kg)を使うようになって1脚がしなって1脚使ってるのに縦ブレが酷い場合があります…(本気で買い換えを検討しています)
Velbon 一脚 インナージャットパイプ Geo Pod N74 4段 大型 カーボン製 478429
- 出版社/メーカー: ベルボン
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る
最後に予備のメモリーカードです。
連射をすると、とにかく枚数を撮ります!
64GBのメモリーカードでもあっという間に一杯になることも有りますので、こちらも2~4枚くらい予備があると良いでしょう。
また書き込み速度も重要になりますので、書き込み速度が速いものを準備しましょう。
以前書いた記事に詳しく書いていますのでそちらを参考にしていただけると幸いです。
flanker250rally.hatenablog.com
今回はサーキット撮影に必要な道具についてご紹介しました。
次回はサーキット編として、私的にサーキット撮影がし易いサーキットと撮り方についてご紹介したいと思います。
サーキット編
flanker250rally.hatenablog.com