Flankerの見聞録

バイクとカメラと食った物を自分視点で語っていきます。

カメラ用のSDカードの種類とオススメについてまとめてみた

カメラ用のSDカードの種類とオススメについてまとめてみた

カメラを買うとまず必要になってくるのが、SDカード等のメディアです。

使用するカメラ毎によって使用するメディアフォーマットが異なりますが、現在出ているデジタルカメラの殆どが対応メディアはSDカードになっています。

 

しかしながらSDカードと言っても最近は色んな事が異なる”SDカード”が出ています。

なので今回はSDカードの種類のわかりやすい説明と個人的にオススメなSDカードを紹介しようと思います。

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同じ様で色々違うSDカード

 

まず大きさから説明します

SDと一言でいうとサイズ(大きさ)だけで3種類あります。

これも使う機器によってはSDカードのサイズが異なります。

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まずSDと呼ばれるメディアで最も大きいサイズがSDカード

次にSDカードより一回り小さいサイズがミニSDカード

ミニSDカードより更に一回り小さいサイズがマイクロSDカードとなります。

以上の3種類が現在販売されている大きさ毎のSDカードです。

 

カメラ用としては大きいサイズのSDカードを使うのが一般的です。

以前はミニSDカードがスマホ用として主流でしたが、最近ではマイクロSDカードを使う機種が殆どです。

その所為か最近ミニSDカードは殆ど見なくなりました…

 

大きさが違いますので互換性がないのかと思いますが、ミニSDマイクロSDについてはそれぞれの大きさに対応するアダプターがあるので、マイクロSDミニSD or SDに、ミニSDSDにアダプターを介して使用する事はできます。

逆にSDカードミニSD or マイクロSDに、ミニSDマイクロSDにサイズを小さくすることはできません。

 

なのでお母さんに「SDカード買ってきて―!」とお願いしても、欲しいサイズではないSDカードを買ってこられて、アダプターを使うか、はたまた使えなかったりする場合もあるので、きちんとサイズも伝えるようにしましょう。

 

次に容量と名称について説明します。

容量によってSDカードの名称が少し変わります。

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まず容量が2GB以下のものがSDカード

容量が4~32GBのものがSDHCカード

容量が64GB以上のものがSDXCカード となります。

 

容量ごとに名称が変わるのでそれぞれ規格になります。

例えば、使用するカメラのメディアにSDHC対応と書いていた場合、そのカメラに使えるのはSDカードは、SDHCSDXCになります。

2GB以下のSDカードと呼ばれるものは使用できません。メディアスロットには入りますが、電源を入れたら画面にメディアエラーやメディアが対応していません等の表示されます。

なので買う際は、使うカメラの対応メディアの容量だったり名称をキチンと確認しておきましょう。

またお母さんに「SDカード買ってきて―!」とお願いしても、対応していない容量のSDカードを買って来てしまい、使えない場合があるので容量や名称をキチンと伝えるようにしましょう。

 

 

 ここまではここを確認しとかないと使えないことがある!!っという結構重要な所を説明しました。

ここからは気にしておいた方が快適に使える所を説明していきます。

 

 まずはSDスピードクラスから

SDスピードクラスとはSDカードの連続書き込み速度の最低保証速度を表してます。

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スピードクラスの一覧

このスピードクラスの値が高いほど最低保証速度が高いことを示しています。

逆にスピードクラスの値が小さいほどデータを書き込むのに時間が掛かってきます。

最近のデジカメはクラス10を推奨または指定しているものが多いので、クラス10のSDカードを買っておけば大丈夫でしょう。

 

次にUHSスピードクラスについて

このUHSスピードクラスとは使用する機器がUHSインターフェースに対応している場合の連続書き込み保証最低速度を表してまいます。

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SDスピードクラスと同じと思われますが、UHSインターフェースに対応した機器を使うのであれば、U3マークが付いているSDカードを使用した場合はクラス10の10MB/s以上の最低保証速度30MB/sになります。

デジカメ動画を撮る事が多い場合はU3マークが付いているSDを買うことをお勧めします。

また同じSDスピードクラス10のSDカードでもU1マークがついている方が書き込み速度が速い気がします。

 

最後にUHSインターフェースについて説明します。

このUHSインターフェースとは、使用するカメラ側が使用している書き込みインターフェースで、これにより書き込みの最大速度が大きく変わります。

種類としてはUHS-ⅠUHS-Ⅱがあります。

それぞれ大きな違いがあり、大きな違いは端子形状にあります。

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左:UHS-Ⅰ 右:UHS-Ⅱ

UHS-Ⅱのほうが端子の接点が多いです。

これにより物理的に書き込み速度を高速化させているそうです。

UHS-Ⅰだと最大でも95MB/sだったのが、UHS-Ⅱだと種類にもよりますが最大300MB/sまで高速書き込みが可能になっています。

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左:UHS-Ⅰ 右:UHS-Ⅱ

表面で見分けを付けるには画像の赤丸で着けたⅠとⅡのロゴで、UHS-ⅠなのかⅡなのかを見分けます。

UHS-ⅠUHS-Ⅱは互換性があり、それぞれどちらを使っても問題はありません。

 

これだけ見ればUHS-ⅡのSDを買っておけばいいじゃん!!となりそうですが、互換性はありますがカメラ側がUHS-Ⅱに対応していないと高速書き込みの恩恵がありません。

UHS-Ⅰ対応のカメラにUHS-ⅡのSDカードをいれても最大書き込み速度は95MB/Sしかでませんのでこの点については要注意です。

また現在出ているカメラでUHS-Ⅱ対応のカメラがまだ数は少なく、UHS-Ⅱ対応カードは値段も高いです。

ですので無理してUHS-Ⅱを買うよりUHS-ⅠのSDカードを買った方がオススメです。

 

 さてここまで説明して実際にカメラ用SDカードのオススメはなんだ!?という所ですが、個人的には下記項目を満たしているSDカードをオススメします。

1:大きさはSD

2:容量は64GB(SDXC)

3:SDスピードクラスはクラス10

4:UHSスピードクラスはU3

5:UHSインターフェースはUHS-Ⅰ

6:最大書き込み速度は90MB/s以上

以上の項目をあげた理由としては書き込み速度を確保しつつ、大容量で動画もとれる。

そして将来的なカメラのステップアップした際にも対応できるようにと考えてました。

カメラをステップアップする際に画素数も上がるので、1つのファイルも倍以上に大きくなります。なので容量と最大書き込み速度は大きい方が良いでしょう。

 

では実際の商品としてはどれが良いか?

メーカーは色々ありますが、私のオススメとしてはサンディスクトランセンド東芝を上げます。特にこの中ではサンディスクはプロの使用実績もあるので一押しです。

 

 ・サンディスクのオススメ

  上位モデルのエクストリーム 

最上位のエクストリームプロ  

 

トランセンドのオススメ

 上位モデルの600X

 最上位モデルで名称は無いが最大読み込み95MB/s、最大書き込み85MB/s

 

 東芝のオススメ

 上位モデルのEXCERIA

 最上位モデルのEXCERIA PRO

 

値段もメーカーごとに変わりますが、昔より安くなっており64Gでも5000円を切ってますので、上位モデルとはいえ手に届きやすい価格になっています。

これからカメラを買うという方や、SDカードを買い足そうという方は参考にして貰えれば幸いです。

 他にもいろんな機能が付いたSDカードがありますが、次のの機会に説明したいと思います。